経絡現象

 皮膚疾患が経絡に沿って現れたものです。図鑑の一部を紹介いたします。

 筆者も海馬補腎丸を患者に提供したところ、あまり適さずに左陽明大腸経(陽渓~曲池)に赤いラインが浮かび上がりました。更に陽渓と曲池に5mm程度のぷくりと丸く隆起したのを目にしたことがあります。(画像が無くてすみません)

感冒・風邪

 傷寒論の六経病(太陽・少陽・陽明・少陰・太陰・厥陰)に分類するのがスタンダードです。

 変化のスピードに対して観察する機会が少なく、対応が追いつかないこともあります。特に感冒初期においては短期決戦です。

 筆者の犯した誤診誤治も紹介いたします(苦笑)

癌・ガン・がん

 寒証の割合が多いと思われます。温灸がすこぶる効きます。

 がんステージにおいて、安全を優先して戦略を立てる必要もあります。

 末期がん患者が自力でお風呂に入れなかったものが、外で散歩ができる程度までに回復した症例があります。

 ※エビデンスデータが取れ次第アップします。

婦人科系

 女性という生き物を理解するのに苦労いたしました。今でも学習しています。理論的な事が通じにくく、感情的な事が通じやすいです。

 中医学(東洋医学)はサイエンス(科学)です。呪術といった鬼道(巫女)の世界を否定しているのではなく、古代中国医学はそれとは別物であると区別しています。

運動器・スポーツ疾患

 沢山あります。

 野球・サッカー・テニス・ゴルフ・柔道・体操など。

 筋骨格のみならず、経絡(経筋)を調整するとパフォーマンスが上がります。体感的にはインナーマッスルでありバランス感覚が整います。

皮膚科系

 アトピー性皮膚炎をはじめ、シミ疣贅(イボ)などあります。

 基本的には血瘀や血虚、及び痰飲などがあり、陰虚内熱になると炎症のような現象が起こります。

 漢方薬でも良いですが、当院の試みで鉄瓶に緑茶を沸かした ”タンニン鐵” の検証事例があります。

消化器系

循環器系

神経系

 神経壊死(脳血管障害後遺症)や神経変性(ALS、パーキンソン。アルツハイマーなど)があります。

 現代においては神経ニューロンが壊死、または変性してしまうと元に戻すのは困難です。

 しかしながら中医学(東洋医学)的観察によると、氣血水や五臓六腑の働きが例外なく偏重しております。

 当院では進行性の難病であるALS(筋委縮性側索硬化症)の患者に対して、進行がピタリと止まった症例があります。

内分泌系

 甲状性ホルモンの分泌異常によって起こる疾患があり、過多は機能亢進でバセドウ病、不足は機能低下で橋本病と言われます。

 これらも中医学的観察によると氣機の異常、偏在が目立つように思います。

 症状を緩和抑制する標治は当然ながら、許容値の拡大をしていく本治も必要だと考えています。

 体づくりをしていくと、自然と精神も健やかになり、思考も冴えたりしていきます。