7/8(金)に右脚の腓腹筋(ふくらはぎ)の肉離れを発症した患者さんが来られました。ケガをしたのが7/3(日)の朝方とのこと。当日は病院でギプスを処置してもらい、松葉杖をつかれていました。

 この患者さんは以前に鍼治療を受けて良くなった経験があったようで、愛川町の近くで鍼の先生を探して当院を見つけたとのことです。拙いサイトではありますが、「通常1回~3回の施術で楽になります」というのが 殺し文句 惹かれ文句だったようです。

 肉離れ とは・・・急激に筋肉(骨格筋)が収縮した結果、筋膜や筋線維の一部が損傷すること。完全に断裂する筋断裂、直接的な外力による打撲とは異なる。(Wikiより)

 まー、よくある内傷のケガですよね。スポーツ障害にでも頻繁に出てくる疾患です。急性病は処置が早ければ早いほど回復も早いです。私の中ではその場で治る腕前を持たないと治療家として失格だと思っています。患者さんの話によると世間一般論はきちんと検査をして数日安静、そして1~2週間後からリハビリというのが流れだそうです。

 この話には「えぇっ!?」と、私は思わず驚きの声が出たのですが、一般の方からすればその場で治るという私のお話しが逆に「えぇっ!?」っと感じられるのでしょうか。今回は2回の施術で良好になりましたので、患者さんは松葉杖から解放され、歩き方もピタっと(ハウス♪)地面との接着感が得られた様子に「こんなに回復するもんなんだ~」とのお声でした。「もっと安定させるには継続の治療をお奨めしますが、当院は強制いたしません」と患者さんの自己判断に任せています。

 肉離れやぎっくり腰、寝違えというような急性な疾患に関しては速やかに治療を行わないと慢性化していき、気(エネルギー)がより不足していきます。こういった状態が積もりに積もると、遂には大病を患い、治療をするのに時間もかかればお金もかかってきます。もっと深いお話しを申しますと、外傷といったものを呼んでしまうのです。

 施術方法は揉み技と鍼技、そして関節技は揉み技の中に含み、下半身だけで2時間くらい丁寧に施術を行いました。どの疾患も同じことが言えますが、関節を締めることによって軸を整えます。そうするとあらゆる部位の痛みは随分と楽になります。ただこの関節の締まり具合というのに個人差があり、内臓や血液といった基礎体力が低下している方は締まり具合が悪く、回復力や持続力が落ちていきます。今回の患者さんは ” 葉野菜が少ない ” という状態でしたので、かる~くそのことを付け加えました。患者さん自身でも思い当たったようであります。

 健康の増進と維持は食するものが多くのウェイトを占めます。逆を申しますと、日常生活が疎かになっている方には当院の治療効果は半減されます。漢方薬も基礎的なベースができていなければイマイチ効果は得られません。また住まいの環境もとても大事です。

 なんだか肉離れについて詳しく解説していなくてごめんなさい。理屈を申しても要は結果であるという思いがあり、患者さんからしてみれば「良くなれば何でもいい」というのが本音なのです。一般的な病はあまり難しく考えるものでもなく、治療方法も特別に難しいことでもないのです。ましてや不思議な魔法といったものでもありません。なかなかこれが理解できないのが世間といったものかもしれませんね。

 最後に「まだ大丈夫」という思いが命取りになることがあります。特に急性病については手持ちが無くても、速やかに信頼のある係り付けの先生に処置してもらいましょう。「誠」を差し出せば、米一粒でも嬉しいものです。

以上